12月 「Let’s try」

郷土の歴史について学んでみよう!

家族や友達と楽しく遊べる南空知のスポットや体験をご紹介します

第六回 北村郷土資料コーナー 北村の記憶(岩見沢市)

ちょっと中途半端な時期である。野外の施設は閉じ、雪が降るまでウィンタースポーツもおあずけ。かといって屋内の施設で今遊ぶのも、なんかもったいない気がする。そんな秋であるが、我が家も10月は順番にコロナワクチンをうち、ほぼ1ヶ月全員が元気な週末はなかった。そして受験生である息子は勉強に追われ、家族バラバラな感じ。そんなこんなで10月お休みしてすみません。(言い訳です。ごめんなさい。)

☞ホルスタインのお出迎えです

気を取り直して今回は、北村に行ってみた。というのも、ひょんなことから北村について原稿を書いている私。何はともあれ、北村に行ってみようと、「岩見沢市北村郷土資料コーナー 北村の記憶」を訪ねた。
北村温泉の隣、北村環境改善センターの中にあり、中には北村の資料がたくさん並んでいた。スリッパにはきかえて受付をしたあと奥に進むと、お出迎えはホルスタイン。今西牧場で飼育されていた牛なのだそうだ。北村にいたたくさんの牛の写真をバックに「ようこそ!」と迎え入れてくれる牛さん。寒い日だったが、あたたかい気持ちに包まれ中へ。

☞かつて北村にはこんなに牛がいたのです

☞なんで羊?羊も北村を語るには大事な動物。詳しくは資料館にて!

ところで皆さんは、「北村」の名前の由来を知っているだろうか?あっという間に解答を言わせてもらうが、ここを開拓された「北村雄治さん」から命名されている。北村雄治さん・黽さん・謹さん、という3兄弟が、北村を開拓し発展させたのだ。このことについて、この資料コーナーにはわかりやすい資料とともに解説されている。「え!!!そうなの!!?」とあっと驚くことも多いので、是非とも家族連れで学んでほしい。特に空知にお住まいの方は、郷土の自慢話になること間違いなし、温泉に行った際にも、ぜひおよりいただきたい。

北村は文学にもあらわれていました

さて、その歴史の中でも今回特筆したいのが石川啄木の存在。日本を代表する歌人と北村の関係は?と思うであろう。北村には石川啄木の歌を刻んだ碑がある。一見すると啄木は北村にいたのか?と思うところであるが、答えはNOだ。じゃあなんでか?
前述の北村謹さんの奥様、智恵さんが独身時代、函館の小学校で同僚だったのだそう。その時啄木は智恵さんの聡明で気高い明るさに惹かれ、歌にした。智恵さんが北村に嫁いだあとに、かの有名な歌集「一握の砂」を送ったのだそう。で、啄木の想いはどうなったのか?というと・・・。これまたあっという間に解答するが、北村で謹さんの妻として幸せな生活を送っていた智恵さんは御礼にバターを贈り、啄木はそれを受け取り哀愁の歌を詠んだということであります。ドラマにできそうなエピソード、資料館で詳しく学んでいただきたいところ。

ちょっと足を伸ばして石川啄木の歌が刻まれた碑。哀愁たっぷりです。
 「石狩の空知郡の 牧場のお嫁さんより送り来し バタかな」 岩見沢市北村豊里

近くにある鏡沼と記念碑。北村牧場の跡地で開拓の歴史を胸いっぱいに吸い込んでください

北海道、そして北村に歴史あり。北海道の名付け親松浦武四郎の資料もあるので、冬休みの自由研究にしてみても良いかもしれません。ぜひ行ってみてください!

岩見沢市北村郷土資料コーナー「北村の記憶」
住所:岩見沢市北村赤川595-1 (北村環境改善センター内)
電話:0126-55-3273 (北村環境改善センター)
開館時間:午前9時~午後9時
休館日:毎月第1及び第3月曜日、 12月29日~翌年1月3日

ライター : 栗林 千奈美

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