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5月5日は奥深かった

雪解けは早かったものの、気温はまだ春の暖かさに追いついていない今日この頃。みなさんいかがお過ごしでしょうか。こゆきガールは、先日抜いた歯の違和感を感じながら目の前のお仕事に取り組んでいます。前回雛人形についてお話をしたので、今回は約3週間後に迫っているこどもの日から「こいのぼり」について書きたいと思います。前回の雛人形は大型TVモニター前に置かれていましたが、今回は玄関内側にいわみちゃん♪と一緒に飾られています。
こいのぼりの起源は江戸時代まで遡り「男の子が生まれたら、その子の立身出世を願い真鯉を一匹揚げた」ことから来たそうです。なので当時のこいのぼりは真鯉一匹だけでした。真鯉と緋鯉のセットで揚げられるようになったのは明治時代から昭和30年代まで。童謡こいのぼりが作られた昭和6年当時はまだ2色しか無かったため、歌の中で緋鯉を子供たちにしたそうです。今のような黒、赤、青の鯉を揚げた形になったのは昭和39年以降から。この年は東京オリンピックの年でもあり、こいのぼり職人さんが五輪の輪をヒントに作ったとか。また女性の社会進出もあり、父と子だけのこいのぼりに母を赤い緋鯉に変えて揚げたと言われています。同じくこいのぼりの起源でよく出てくる「登竜門」は、「立身出世や成功のための関門」そのものを指す使い方が多いですが、本来は「立身出世や成功のための関門を通ること」を指した言葉でした。時代によって言葉は変化し使われていくのですね。

「端午の節句」や「こどもの日」について調べると、飾るものも含め由来や込める思いがたくさんありました。ひな祭りと比べると明らかに多いです。やはり跡取りとなる男の子を大事にしてきた時代背景があるからなんでしょうか。最後に一つ余談を書いて今日は終わりにしたいと思います。
男の子を祝う「端午の節句」と同じ日の「こどもの日」について。歴史は浅いですが1948年に国会で制定をされた祝日です。もちろんこどもの成長を願う日ではありますが、本来の趣旨は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」らしいです。なので男の子だけでなく、全子供やその親(もちろん父も含め)のお祝いや感謝をする日だと覚えておくといいかもしれません。健康でいられる時間に感謝しなきゃいけないですね。こゆきガール

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