皆様こんにちは!こゆきガールです。
今年の桜の開花は史上最速で話題となっていましたが、皆様桜は見られましたでしょうか?本州から温かい空気が流れてきたことによって開花が早まりましたが、お花見をするには寒い日もありました。こゆきガールは桜も見られず温度差にやられて絶賛風邪引き中です…。
桜が咲くか咲かないかの微妙な時期に、こゆきガールは通院の関係で岩見沢に帰省をしていました。いつもは一週間ほど滞在したあと週末、函館駅までJRで行きその後夫の車で松前まで帰ります。ですが今回は平日に帰ることになり、平日は夫が函館駅まで迎えに行くのが難しいため、松前と函館の中間「木古内駅」までいくことになりました。
過去に一度、函館駅から木古内駅まで道南いさりび鉄道という列車に乗ったことがあり、今回もその列車で向かおうとしていました。ですがその日道南いさりび鉄道は運休で走っておらず、代わりに新函館北斗駅から新幹線に乗り換えて木古内駅に向かうことをJRの方から提案されました。そうです、こゆきガールは新幹線デビューをしたのです!
いつもの流れだと函館駅までのんびり車内で過ごしているのですが、その日は新函館北斗駅で降りないといけないため車内のアナウンスが掛かる度にそわそわしてしまいました。
新函館北斗駅に着いたら、先ずお手洗いへ。列車を降りてすぐ近くに自動ドアがあり、中に入ると多目的トイレと男女のトイレの入り口が左右にありました。自動ドアからトイレの入り口まで少し距離があり、天井の照明も温かみのある光で清潔感があり居心地のいい空間でした。用事を終えたあと改札口を通ると、自分から見て右手側に最近、コンビニ化が進み見かけることが少なくなった売店キオスクと、左手に小さなみどりの窓口があり待合室などはありませんでした。私のように乗り継ぎで利用される方で、冬場や長時間待たないといけない場合はトイレかキオスクに避難しましょう(笑)
ふと案内板を見るとこれから乗る新幹線の終着駅は東京らしく、東京という文字だけでワクワクしてしまいました。駅員さんに東京まで何時間かかるのか聞くと4時間らしいです。岩見沢に帰省するときと同じぐらいの時間で、しかも青森からは車内販売もあるらしいので一度は新幹線で東京に行ってみたいです!
妄想を膨らませている間に新幹線の到着です。函館行きの車内から見ていたはやぶさが目の前にいます。こゆきガール鉄道オタクではないですが、昔から列車が好きで、列車で遠出をするワクワク感や車内の雰囲気が今でも結構好きなのです。特に初めて乗る乗り物とかはテンション上がっちゃいますね!
ドアホームが開きいよいよ乗車します。ホームと新幹線の間に隙間があるためスロープを敷いてもらうのですが、隙間がめちゃくちゃ狭いです!家族と一緒に乗る時はスロープ使わなくてもいいのではないかと思うぐらいの隙間しかありませんでした。
乗車するとまずホテルに置かれているような洗面台が現れ、その前後に多目的トイレと授乳スペースがあります。車内に入るとこれまたホテルを連想させる空間で、車椅子が左右の列合わせて5台ほど置ける広々スペースがありました。全座席にはコンセントが付いており、車椅子スペースの足元にもありました。発車する前に多目的トイレの中を見たかったのですが、何故か開閉ボタンが作動されず、中は見れませんでした。
新函館北斗駅から木古内駅までの乗車時間は10分。道南いさりび鉄道だと1時間近くかかる移動距離を10分です。恐るべし新幹線です。車窓から見える景色と移動速度を楽しみたかったのですが、日没後の乗車のため外は暗く地下鉄に乗っている感じになってしまいました。ただ地下鉄やJRとの違いは車内が全く横に揺れないことです。一昨年、新婚旅行でモノレールに乗ったことがあるのですが、その時も横揺れを感じ遠心力で引っ張られる感覚があったのですが、新幹線はほとんど感じませんでした。私は横揺れを感じるのが苦手なため、JRなどでは座席に座って過ごしているのですが、新幹線なら車椅子のままでも大丈夫かもしれません。勿論走行中に移動しようとすると遠心力は感じてしまいますが。
こゆきガールは三半規管が弱く酔いやすいので、乗り物に乗っている時に動画を見たり読書をしたりすることが出来ないのですが、新幹線ならできるという可能性を見つけてしまいました!移動距離が大変でも酔いづらいなら移動時間を楽しめそうです!あまりにも感動し過ぎて木古内駅で対応してくれた駅員さんにも「新幹線って揺れないのですね!」と興奮しながら話してしまいました。駅員さん曰く新幹線はJRよりも列車の繋ぎ目少ないため揺れも少ないそうです。新幹線はほぼ1本の車体という事ですね!
たった10分の乗車時間でしたが、たくさんの発見を見つけられてホクホクのこゆきガールでした。
ここから少し余談を。車いすを使っている人は特に読んで欲しいです。
こゆきガール、先程一度だけ道南いさりび鉄道を使って木古内駅に来たと書いたのですが、
何故木古内駅の利用をやめて函館駅から車で松前まで帰ることにしたか理由を思い出せていませんでした。でも駅に着いて夫と話しながら思い出したのです。
木古内駅には新幹線の改札口と道南いさりび鉄道の改札口が2つあります。新幹線の改札口には駅員さんが居るのですが、道南いさりび鉄道の改札口には人がいません。無人駅なのです。前回利用したときは事前に連絡を入れ駅員さんに来てもらったのですが、改札を出たあと出口に向かうには少し長めの階段を下りる必要があります。私の体重は6歳児ぐらいの体重しかないので、男性一人に抱えて下ろしてもらった後、車椅子を下ろしてもらうという方法でも大丈夫ですが、安全性の問題から階段昇降車(階段移動用リフト)を使って降りたのです。この昇降車こゆきガールにとっては、そこらのアトラクションより怖いのです。移動の前に安全ベルトは必ずしますが、車椅子が斜めになったまま降りていきます。前が見えない、見えても天井、地面に車いすが着いていない、安全と分かっていても落ちる気がする恐怖感が襲ってくるなど色々な感情がありました。その恐怖体験から利用をやめたのだと気づきました。忘れたいぐらい怖かったのかもしれないです(笑)。利用当時も新幹線はありましたが、新幹線の改札口を出たらエレベーターがあり、降りるのも楽だという事を知りませんでした。駅にエレベーターがあっても改札口の問題で道南いさりび鉄道から降りてしまうと利用できないかも知れないので、車椅子ユーザーの方が木古内駅に来る時は乗り換えやお金が掛かってしまいますが、絶対新幹線で来ることオススメします!
以上こゆきガールのプチ情報でした!皆様体調にお気をつけてお過ごし下さい~!