blog

封印の剣(1)

お久しぶりです、こゆきガールです。一度ハマると時間を溶かして熱中してしまいますよね~
やりたいゲームはありつつも沼った未来しか見えなくて最近スマホゲームから離れてます(汗)


こんにちは。秋丸です。前回はアナログイラスト、前々回は鬼丸国綱について語らせて頂きました。相変わらず話が長くなる癖があるので、今回も前編と後編で分けさせて頂きます。

今回のテーマは、先日クリアしたレトロゲーム「ファイアーエムブレム 封印の剣」です。

このゲームはシミュレーションRPG「ファイアーエムブレム」シリーズの6作目で、2002年に発売されたゲームです。人と竜が争った時代から1000年もの月日が経った時代、エレブ大陸という場所が舞台で起きた戦争に主人公たちが身を投じるストーリーで、序盤から主人公の親世代で登場したキャラクターが主人公たちを裏切ったり、ヒロインの父親が反乱で討たれたりと、ハードな展開が続きます。しかし、そんな逆境にも屈することなく立ち向かう主人公「ロイ」の姿がユーザーの胸を打ち、名作と呼ばれたゲームです。

前編の今回は、ストーリーについて語ろうと思います。
※物語の重大なネタバレを大いに含みます。自分でプレイしたい方はご覧にならないことを強く推奨します。

時は1000年前、人と竜はお互いの領域を侵すことなく平和に暮らしていました。しかしある時、人は突然竜の領域に侵攻を始めます。のちに「人竜戦役」と呼ばれる戦いです。現在に残る伝承では、激しい戦いの末に人は「神将器」と呼ばれる武器を操った「八神将」の活躍で勝利したといいます。しかし、この伝承には様々な秘密がありました。人は圧倒的な数によって竜に対して有利に戦を進めていました。追い詰められた竜は、特に力の強い一族「神竜」の誰かに力を結集することで無限に竜を生み出す力を与えようとします。
しかし、「自然の理に反する」と反発した神竜は突然姿を消します。ところが一頭、逃げ遅れた神竜がいました。
その竜こそが、のちに「魔竜」と呼ばれることになる少女「イドゥン」です。

個としての感情を持たない竜の中では珍しく優しい心を持ち、神竜と他の竜との間にわだかまりができることを恐れて逃げ切れなかったイドゥンは、その心を無理やり取り除かれ、神竜の力を集めた「魔竜」として生まれ変わり、竜族の長の命令でひたすら竜を生み出すだけの機械になってしまいます。人とは比べ物にならない力を持つ竜が数を増やし、事態は竜に有利に進むはずでした。しかし、竜族にさらなる逆風が吹きます。人の英雄が持つ「神将器」の力と竜の力がぶつかると世界の理が崩れ、夏に雪が降り、昼に夜が訪れる「終末の冬」がやってきたのです。
大地や空のエネルギーを借りて活動する竜族は力を大幅に失い、竜としての力を石に封じ込めて人の姿を借りて活動することを余儀なくされました。そこで人は力を失った竜族を畳みかけ、ついに竜族の長を倒すことに成功します。そして最後に魔竜に戦いを挑んだとき……「八神将」は言葉を失います。どんな恐ろしい竜が待ち構えているのかと思えば、虚空を見つめて、呼びかけても返事もしない少女がそこにいるだけだったからです。竜族の長がいなくなり、命令を下す誰かを失った魔竜「イドゥン」はただそこにポツンと座り込んでいるだけだったのです。魔竜の誕生の経緯を知っていた「八神将」たちは「イドゥン」に哀れみをかけ、その剣を以て少女を倒さずに封印することしかできませんでした。その少女「イドゥン」を1000年間封印した剣こそが現代にも残る「封印の剣」です。
「八神将」の長である英雄ハルトムートは封印の剣を森の奥深くに安置し、その封印を堅牢なものとすべく、見張りの者を王族とした「ベルン王国」を築きます。

時は流れ、1000年経った現在、イドゥンはある者の手によって復活します。
ベルンの国王「ゼフィール」です。彼はベルン王国の王と別の王国の王女との間に政略結婚によって生まれた子どもでした。しかし、父である王には別に愛した女性がいました。
そのため、ゼフィールは父親に愛されずに育ちました。父親は王としては凡才で、反対にゼフィールには王としての素質が溢れていたことも愛されなかった要因のひとつで、ゼフィールは父親からの嫉妬を大いに浴びていました。それでもゼフィールは父親に認められようと様々な学問や訓練に取り組み、立派な王になれるように日々努力していました。しかし、ついに父親は愛する人との間に生まれたゼフィールの妹「ギネヴィア」に正式な夫を迎え入れ、その者に王位を継がせると言いました。それに対してゼフィールは……「それならそれでいい」と言い返します。するとゼフィールの父親は、それほどまでにできた息子であるゼフィールに怒りを爆発させ、ついに暗殺を目論みます。
父親はゼフィールを酒の席に誘い、ゼフィールは「やっと父上が私を認めてくださった」と喜びます。しかし、これが最初で最後の親子で交わした杯となります。父親はゼフィールの酒に毒を盛っていたのです。その毒によって10日も生死を彷徨ったあと、ゼフィールは絶望の淵で父親に仕返しを仕込みます。死んだふりをして、棺に入ったまま父親の元へと運ばれ、父親が棺の中を嬉しそうに覗き込んだ瞬間、手に持っていた剣で……。

父親から数々の虐待を受け、その父親を殺し、自分を含む人間という生き物を信じられなくなったゼフィール。彼は様々な歴史を学ぶうちに、強欲で嫉妬深く、平気で他人を踏み潰す人間が1000年前の戦役で竜に勝ったことは間違いだったと思い込むようになります。
そこで人間のエゴの最大の被害者であるイドゥンを現代に目覚めさせ、竜に世界を明け渡すことを企てます。そして大陸全土に戦争を仕掛け、それを止めるべく主人公「ロイ」が立ち上がる…というところから物語は始まります。
様々な謀略や裏切り、騙し討ちなどの憂き目に遭ったロイ君が終盤ゼフィールに対して「ぼくは人の可能性を信じる! 人に絶望し、自分さえも否定しているあなたには絶対に負けない!!」と果敢に挑む台詞はかなり来るものがあります。そして最終章、イドゥンと対峙し彼女の竜としての姿を見たとき、神竜という言葉のイメージからは到底かけ離れたおぞましい姿には切ないものがこみ上げてきます。

今回は「封印の剣」のストーリーについて語らせて頂きました。
次回はゲームとしての「システム」について話を進めたいと思います。秋丸でした。

【封印の剣 キャラクター】
https://www.nintendo.com/jp/fe/characters/series/06.html

関連記事

TOP
error: Content is protected !!