職員Tです。
それぞれ個人によって、絵を描くスタンスって違うモンです!
皆様こんにちは、Kと申します。
前回はイラスト作成する上での、コミュニケーション面についてお話させて頂きました。
今回はイラスト面についてお話させて頂こうかと思います。イラストで重要な事と言ってもあまりに数が多いですが、そのうちの一つであり、重要な土台であるアイディアについてのお話になります。
まず、イラストにおいて0から1を作り出すアイディアはとても重要であり、ここから構図、ラフ、線画、着色を行います。その為、最初の土台となるアイディアが曖昧だと上に積み重なる構図やラフなどが破綻してしまいます。アイディアを引き出し、その輪郭を明確な物にした上でイラスト作成に着手するのが重要です。
そのアイディアの引き出し方は様々ですが、私が行っている方法を紹介したいと思います。
アイディアを引き出す方法、それはインプットです。
先ほど0から1を作り出す。と書きましたが完全な0から1を作り出す事は不可能です。
さっき言った事と違うじゃないかと、お思いでしょうがこれには理由があります。
今の世には情報が溢れており、完全なオリジナルというものはほぼ存在しておりません。
みな、何処かしらに原点が存在しており、それの組み合わせによって作られたものだからです。
極端な話ですが、キャラクターというものも人間という原点が存在し、古くから描かれている漫画やアニメなどの技術が集まって出来たもので完全なオリジナルではありません。
なぜこんな話をしたかと言いますと、アイディアを引き出す方法に繋がります。
私はアニメやゲーム、SNSに流れてくるイラストを見て、インプットし、その中で素晴らしい、かわいい、かっこいい、などと思った要素を自分の中で蓄積していき、イラストのアイディアにしているからです。
パクリじゃないかと思われる方も居るでしょうがそれは違います。
所謂、模倣とは上から線をなぞる、あまりにデザインの要素が似通っている。などが該当します。ですがインプットし、その要素をイラストに盛り込むのは創作をする上で一般的であり、無意識でも行っている事です。自身が好きだと思った要素をイラストに盛り込むのは悪いことではありません。
少し話が逸れましたが、アイディアの引き出し方についての続きになります。
たとえば女の子がこちらに向かって微笑んでいるイラストを見てかわいいと思ったならば、自分もこんなイラストを描いてみたいと思い、構図や表情を分析し自分のアイディアにします。SNSでかわいい女の子のイラストを見たからかわいい女の子が描きたい、ゲームで心に響くシーンがあったからそのシーンを一枚の絵にしたい、など。こういった感動は普段読む漫画や映画、散歩で歩く街並みなどから感じることもできます。
そういった、普段何気なく見ている物を少し意識して記憶するだけでもアイディアの引き出しが増えるかと思います。
少しでも楽しい創作活動に役立てる情報でしたら幸いです。
※個人の主観に基づくもので、当該事業所の視点や見解ではないことを記しておきます。
