Organizer greetings/主催者挨拶
元気ショップ(札幌市障がい者施設等製品常設販売所)は、障がい者が利用する施設等で作られる製品の販売を促進することにより、障がい者の社会的自立や活動等の理解を進めるため、常設の販売所とし、平成18(2006)年12月に開設しました。開設と同時に運営を任されています。現在では、約180事業所、約3,500点の製品を展示販売しております。
また、当法人は、主に札幌市内の通所型の知的・身体・精神・難病等の障がい者小規模作業所が中心に横のつながりを形成しつつ、利用者の社会参加活動の一環で授産製品の製作或は企業の下請け作業を行っている通所型の小規模作業所の連絡会です。
小規模作業所は、小回りが効く反面、新製品開発機能及び販路拡大能力が乏しく、他事業所が製造した製品のマネをして製造するケースが多い。そのため、事業所のオリジナル性が乏しく各事業所が製造販売する製品は、色こそ異なるものの類似製品を製造・販売している。
一方で製品を購入する消費者は、障がい者製品であっても事業所独自のオリジナル性が高い商品や新作を求めています。
事業所の役割には、利用者の工賃向上、地域における自立を目指すことが目的であり、商品として多くの人に購入してもらいたい、僅かでも工賃として利用者に還元したいと日夜努力しています。また、当法人はこれらの事業所を支援する役割を担っています。
そこで、事業所製品のオリジナリティを高めるための、商品の開発手法、商品の改良方法、素材、包装(パッケージ)等、商品の素材、デザイン、商品かかわる知識をグループワークで研究し、新商品開発に結び付けることを目的に以下のとおりワークショップを企画しました。多くの事業所の方々に参加していただき、商品開発等の手法を学んで新商品開発等にご利用ください。