当法人は、札幌市の元気ショップを運営受託し、障がい者施設が製造販売する製品の受託販売を行っています。
障がい者が通所している事業所は小規模な事業所が多く、小回りが利く反面、新製品開発や販路拡大能力が乏しく、他事業所が製造した製品のマネをして製造するケースが多い。その結果、同じパイの取り合いが生じ個々の売上が伸びない状況です。
一方で、消費者は、障がい者製品であっても新作や事業所独自のオリジナル性が高い商品を求めています。
そこで、事業所製品のオリジナリティを高めるための、商品開発手法・改良の視点、包装(パッケージ)等、商品の素材、デザイン、他事業所との連携など商品にかかわると知識の共有を図り、新商品開発等に結び付けることを目的にR2(2020)~R3(2021)年度の2ヵ年で素材選定から商品開発へのワークショップを開催してきました。
今年度は2ヵ年のまとめとして、ワークショップにアドバイザーとして関わってきました専門家を講師に迎え、以下のとおり講演会を“リモート開催”します。