EKARAは、この地で農家3代目という鈴木秀利さんが、2019年4月にオープン。札幌で有機野菜の販売店「アンの店」も経営しているが、「農村で取れた作物を消費地に届けるだけでなく、逆に農村に来てもらいたいと考えた」と、EKARAをオープンした理由を語る。
EKARAは、レストランだけでなくコテージも併設しているオーベルジュ。季節や時間によって、さまざまな表情を見せる田園風景を楽しんでほしいと、窓を大きく設計し、テレビもあえて設置していない。
鈴木さんは「1分でも1秒でも長く滞在し、農村を感じてほしい。ここから道の駅やワイナリー、ジオパークなどにも立ち寄ってもらえたら最高ですね」と笑顔で話す。