こんにちは、こゆきガールです。
気付いたら下半期最初の月ですね。夏バテ対策として三大ネバネバ食材がよく取り上げられますが、私は1つがアレルギー、残り2つは苦手なので、ネバネバ系で夏バテ対策ができません。皆さんはしっかりスタミナをつけて、この夏を乗り切ってくださいね。
このシリーズの初回ではミーアキャットのお話をしましたが、実はミーアキャットをお迎えした時、もう1匹出会った哺乳類がいました。今回は、その子のお話です。その子の名前は「ヒメハリテンレック」。よくハリネズミと間違えられますが、実は全く別の動物です。マダガスカルに生息していて、ハリネズミより一回り小さな体をしています。
違いは見た目だけではありません。
ヒメハリテンレックは、ハリネズミのように丸くなりませんし、トゲもそこまで痛くありません。実際に初めて触った時は「思ったより柔らかい!」と驚きました。さらに半樹上性の動物なので木登りが得意です。うちの子も手に乗せると、指や腕を伝って一生懸命登ってきます。その姿が本当に可愛らしいです。
そして、ヒメハリテンレック最大の特徴が「休眠期間」です。4月から11月頃までは元気に活動していますが、寒くなると休眠に入り、食事や排泄をほとんどしなくなります。
ヒメハリテンレックは(※1)変温性の哺乳類で、冬の間は体温を下げてエネルギー消費を抑えることで寿命を延ばしているそうです。無理に起こしてご飯をあげると、かえって寿命を縮めてしまう可能性もあるとか。
(※1)最近は変温動物と恒温動物の中間の中間のタイプの動物らしいです。
初めて迎えた冬は、本当に大丈夫なの?と何度も様子を見に行ってしまいました。ちなみに、私の一番好きなポイントはお腹。ものすごく「ぷにぷに」していて、触っていると冷たくて気持ちがいいんです。哺乳類なのに冷たいので最初心配にはなりましたが、今はこの子のチャームポイントの一つです。
ネットなどで調べると、高タンパクなフードを主食に、昆虫や果物、卵など色々なものを食べる(雑食性だそうです。→トル)…簡単に言うと雑食です。ただし、かなりの偏食家です。
我が家では光フードさんのハリネズミフードを与えています。昆虫と果物が入っているので気に入っていますが、やっぱり生きた昆虫を見つけた時の目の輝きは全然違います。そんなに好きなの?と思うくらい、食いつきが変わります。
そんなヒメハリテンレックとの出会いは、ミーアキャットをお迎えしたイベントでした。私たちが触らせてもらった子は、とても人慣れしたブリード個体でした。手に乗せると小さな足で指を掴み、一生懸命登ってくる姿が可愛くて、「この子いいなぁ」と思ったのを覚えています。ただ、当時の私には少し高価で、お迎えには至りませんでした。
その後、当時の私は爬虫類には興味がなかったので別の施設へ買い物に行っていたのですが、その最中に主人から電話が。
「ヒメハリテンレック買った。」
突然の報告でした。
話を聞くと、別のお店でワイルド個体の子を見つけたそうです。ワイルド個体は野生で採集された子で、ブリード個体より比較的安価なこともあります。主人曰く、「哺乳類がいる生活に慣れているから、全くいないのは寂しいと思った」とのこと。
こうして我が家にやってきたのが、現在6歳になるヒメハリテンレックです。この時はまだ「翌日にミーアキャットまでお迎えする」なんて、誰も思っていませんでした~(笑)
手をよじ登る姿も、ご飯を食べる姿も愛らしく、つぶらな瞳で見つめられるとつい甘やかしてしまいます。…ただ。ご飯を食べる時だけは、ちょっと悪魔みたいな顔をします。普段との顔面のギャップがすごいです。
うちの子エピソードを語るうえで外せないのが、「二度、本気で指を噛まれたこと」です。噛まれた瞬間も痛いのですが、それ以上に離してくれません。関節にしっかり食いつかれたので本当に痛いです。その経験があるので、今でも掃除をする時は少しおっかなびっくりしています。
そんな痛い思い出もあるのですが、一番忘れられないのは別のこと。私が痛がっている姿を見て、主人が大爆笑していたことです。主人も同じように噛まれたことはあるのですが、痛覚が鈍いのか全然痛がる様子がありません。そのせいで、まるで私だけが大げさに騒いでいるみたいな空気になったのを今でも覚えています。私が本気で痛がっている横で主人が大爆笑していたこと、今でもしっかり根に持っています。
ハリネズミと間違えられることが多いヒメハリテンレックですが、実はたくさんの魅力を持った動物です。気になった方は、ぜひ動画を探してみてください。エキゾチックアニマルを扱うお店で見かけることもあるので、機会があれば実際に会ってみてほしい一匹です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。