11月 グルメマガジン(お取り寄せ編)

九州料理京野菜EzoyA三条別邸

IWAMIZAWA

コロナ禍の巣ごもりで、料理のお取り寄せがすっかり定着した。そこで今回は、お取り寄せサイト「蝦夷屋商店」から、〝噂〟の「北海道黒毛和牛もつ鍋」を取り寄せることにした。岩見沢市内の居酒屋「九州料理京野菜EzoyA三条別邸」が、実際に店で出しているもつ鍋を忠実に再現。楽天ランキングで並みいる強豪を抑え、何と1位を獲得した人気商品だ。サイトの写真を眺めているだけで、喉が鳴った。

注文したのは「特製にんにく醤油味」。商品は箱詰めで届いた。ふたを開けると、風呂敷の結び目がデザインされた内ぶたが現れた。粋な計らいである。
箱の中身は、十勝黒毛和牛もつ、自家製鶏白湯スープ、ラーメン、3種類の野菜チップス、鷹の爪、自家製ラー油。これらを、あらかじめ買っておいたキャベツとニラと一緒に鍋に並べた。これで2~3人前という。我が家は夫婦2人と小学6年の息子の3人家族。ちょうどいい量だ。

カセットコンロをセットし、もつ鍋を煮込むこと5~10分。醤油の香ばしいにおいがリビングに漂った。まずはふっくらとした牛もつを一口。プリプリとした食感で、上質な脂が口の中でほどけた。白湯スープはまろやかでコクがある。鶏の臭みは全くなかった。
さらに驚いたのは、もつ鍋には珍しい野菜チップスのおいしさ。岩見沢産玉ねぎ、美唄産にんにく、帯広産ごぼうは、どれも野菜本来の味が濃厚で、かめばかむほど甘かった。
付属のラー油を付けて食べると、さらに後引くうまさに。サクサクとしたフライドガーリックの食感も楽しい絶好の「味変」となった。
しめはラーメン。牛もつや野菜のうま味を十分に吸収したスープが麺にからみ、3人でぺろりと平らげた。

道産の新鮮な食材を使い、熱意をもって開発すれば、本場・九州にも負けないということを証明した蝦夷屋商店のもつ鍋。
今度はぜひ、お店にも食べに行こう。

【 お店情報 】
九州料理京野菜EzoyA三条別邸
岩見沢市3条西4丁目6
営業時間 午前11時~午後2時半、午後5時~11時
定休日 日曜・祝日
お取り寄せサイト「蝦夷屋商店」のURLは
https://item.rakuten.co.jp/ebisuyasyouten/001/

ライター : 末永 直樹

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