カセットコンロをセットし、もつ鍋を煮込むこと5~10分。醤油の香ばしいにおいがリビングに漂った。まずはふっくらとした牛もつを一口。プリプリとした食感で、上質な脂が口の中でほどけた。白湯スープはまろやかでコクがある。鶏の臭みは全くなかった。
さらに驚いたのは、もつ鍋には珍しい野菜チップスのおいしさ。岩見沢産玉ねぎ、美唄産にんにく、帯広産ごぼうは、どれも野菜本来の味が濃厚で、かめばかむほど甘かった。
付属のラー油を付けて食べると、さらに後引くうまさに。サクサクとしたフライドガーリックの食感も楽しい絶好の「味変」となった。
しめはラーメン。牛もつや野菜のうま味を十分に吸収したスープが麺にからみ、3人でぺろりと平らげた。